福祉体験学習を実施しました
2023.07.06
7月4日(火)東小学校5年生75名を対象に福祉講話とハンディキャプ体験学習を行いました。講話では、SDGsの目標の中で「福祉」と関わりの深いテーマを中心に、ユニバーサルデザインやインクルーシブ教育について先進国の実践例を紹介する他、世界・日本・沖縄の貧困問題についても触れ、フードバンクの取り組み、社協が実施している赤い羽根共同募金やボランティアセンター、CSWの役割についても紹介しました。「誰ひとり取り残さないインクルーシブ社会」の実現のために、あらゆる人が支え合いながら助け合うことが大切であると伝えるとともに、パネルを用いて宮古島市内でフードドライブを実施した学校の写真紹介を行いながら、市内各郵便局に設置されているフードボックスを活用して自分に出来る範囲でボランティアを行ってみてはどうかと呼びかけました。
体験学習では、ユニバーサルスポーツ講師をお招きして、チームに分かれて対戦してもらいました。モルックとは、1996年フィンランド発祥のスポーツで、木の棒を木筒に当てて点数を競うもので、脳トレにも良いことから近年注目されています。年齢や障がいの有無にかかわらず誰でも楽しめるスポーツを知ることでユニバーサルな視点を養うこともねらいのひとつとして実施しました。今回の体験では、アイマスクの着用や、車いすの使用など障害を持つ方の立場になって参加してもらい、世界中にはパラスポーツで活躍している障がい者も多くいることを知ってもらう機会にもなったかと思います。
今回の福祉講話・ハンディキャップ体験学習をきっかけに、子ども達が自分でできることを考え、実践できるよう今後も学びを深めていけることを期待します。
東小学校の生徒の皆さん、先生方、ならびにモルック講師の池間さん、ありがとうございました。
【福祉講話の様子】
【モルック体験の様子】
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☆福祉講話・ハンディキャップ体験学習申し込み受付中☆
令和6年2月末まで、随時申し込み受付中です。
講話のみでも、講話と体験両方でも可。
【問い合わせ先】
宮古島市社会福祉協議会 地域福祉課 地域福祉係(担当:恩河)
〒906-0013 宮古島市平良字下里442番地
TEL:0980-72-3193 FAX:0980-73-0893