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フォトリポート

福祉体験学習を実施しました

2023.07.06

 6月26日(月)西辺中学校1年生11名を対象に福祉講話を行いました。SDGsの17の目標のうち、人間に関すること、その中でも「福祉」と関わりの深いテーマを中心にお話をしました。ユニバーサルデザインやインクルーシブ教育について先進国の実践例を紹介する他、世界・日本・沖縄の貧困問題についても触れ、フードバンクの取り組み、社協が実施している赤い羽根共同募金やボランティアセンター、CSWの役割についても紹介しました。「誰ひとり取り残さないインクルーシブ社会」の実現のために、あらゆる人が支え合いながら助け合うことが大切であると伝えました。

また、同中学校では7月3日(月)に、ハンディキャップ体験学習を実施しました。

車いす体験では、宮古介護福祉士の会より講師をお招きして、前半は車いすの基本操作や“何故車いすが必要なのか”といった講話、後半は実際に車いすを使用し、2人ペアになって介助する側・される側それぞれの立場を体験してもらいました。

ユニバーサルスポーツ体験ではモルック講師をお招きして、チームに分かれて対戦してもらいました。モルックとは、1996年フィンランド発祥のスポーツで、木の棒を木筒に当てて点数を競うもので、脳トレにも良いことから近年注目されています。年齢や障がいの有無にかかわらず誰でも楽しめるスポーツを知ることでユニバーサルな視点を養うこともねらいのひとつとして実施しました。今回の体験では、アイマスクを着用したり、車いす使用で参加するなど障害を持つ方の立場になって参加してもらい、世界中にはパラスポーツで活躍している障がい者も多くいることを知ってもらう機会にもなったかと思います。

今回の福祉講話・ハンディキャップ体験学習をきっかけに、子ども達が自分でできることを考え、実践できるよう今後も学びを深めていけることを期待します。

西辺中学校の生徒の皆さん、先生方、ならびに宮古介護福祉士の会の羽地さん、親泊さん、そしてモルック講師の池間さん、ありがとうございました。

【車いす体験の様子】

【モルック体験の様子】

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☆福祉講話・ハンディキャップ体験学習申し込み受付中☆

令和6年2月末まで、随時申し込み受付中です。

講話のみでも、講話と体験両方でも可。

【問い合わせ先】

宮古島市社会福祉協議会 地域福祉課 地域福祉係(担当:恩河)

〒906-0013 宮古島市平良字下里442番地

TEL:0980-72-3193 FAX:0980-73-0893