ユニバーサルスポーツ体験学習を実施しました
2023.10.24
10月20日(金)城東中学校1年生44名を対象にユニバーサルスポーツ体験を行いました。今回はモルック講師をお招きして、チームに分かれて対戦してもらいました。
モルックとは、1996年フィンランド発祥のスポーツで、木の棒を木筒に当てて点数を競うもので、脳トレにも良いことから近年注目されています。
2コート6チームに分かれて対戦してもらう中で、一部の生徒には視覚障がい疑似体験も兼ねてアイマスクを着用してもらい、ガイド役の生徒に手拍子や声掛けにより木筒の位置を伝え、投げる方向をサポートする工夫についても体験してもらいました。障害を持つ方の立場になって参加してもらうことで、世界中にはパラスポーツで活躍している障がい者も多くいることを知るとともに、障がいの有無に関わらずだれでも参加できるユニバーサルスポーツの面白さを体験する機会にもなったかと思います。
城東中学校では、10月4日に実施した福祉講話において、“だれもが安心して快適に暮らすためのモノや環境”といった『ユニバーサルデザイン』について紹介し、10月5日に実施した高齢者疑似体験・車いす体験において、“できること・できないことも含めてその人の個性。人の優しさで暮らしやすい社会を創っていこう”という『心のユニバーサルデザイン』についてもお伝えしました。そして今回のユニバーサルスポーツ体験において、“年齢や障がいの有無にかかわらず誰でも楽しめるスポーツ”を知ることでユニバーサルな視点を養うこともねらいのひとつとして実施しました。
今回の福祉講話および体験学習をきっかけに、子ども達が自分でできることを考え、実践できるよう今後も学びを深めていけることを期待します。
城東中学校の生徒の皆さん、先生方、モルック講師の池間さん、ありがとうございました。
【モルック体験の様子】
【モルックとは・・・?】
*複数本のスキットルが倒れた場合は、『倒れた本数=点数』となります。
*1本しか倒れなかった場合は、『倒れたスキットルに書かれている数字=点数になります。
*基本ルールでは、50点先取した方が勝ちですが、50点を超えた場合、25点に減点されるので、計算しながらスキットルの倒し方を考える“脳トレ”にもつながります。
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令和6年2月末まで、随時申し込み受付中です。
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