福祉講話&アイマスク体験学習in城辺小学校
2024.02.16
2月15日(木)城辺小学校3,4年生26人を対象に福祉講話およびアイマスク体験学習を行いました。
福祉講話では『福祉ってなあに?』というテーマでお話をしました。
福祉は『心のしあわせ』という意味で、赤ちゃんから高齢者まで、そして障がいの有無に関わらず、一人ひとりが”その人らしさ”を認め合いながら、あたりまえの毎日をしあわせに感じながら暮らしていけることこそが福祉の考え方であることを伝えました。
3,4年生は福祉に関心を持ち、普段の学習の中でSDGsについてもしらべ学習で多くのことを学んでいるとのことでしたので、講話の中でも貧困問題やフードロス問題についても触れ、フードバンク活動の紹介も行いました。
また、福祉教育の原点でもある『みんなが学び合い育ち合えるように』という理念に沿って、障がいの有無に関わらず、すべてのこどもが共に学び、そして共に社会参加できるよう推進していく「インクルーシブ教育」についても紹介しました。
続いてアイマスク体験では、はじめにミニ講話で視覚障がいに関する基礎的な知識や介助方法を学んでもらったあと、実際にアイマスクと白杖を用いて日常生活動作を行ってもらいました。
みんな恐る恐る最初の一歩を踏み出し、手探りでお買い物体験などを行いました。
城辺小学校の皆さんは、1学期から①高齢者疑似体験 ②車椅子体験 ③モルック体験を行い、今日の講話やアイマスク体験を含めて福祉に関する学習を通して多くのことを学んでこられました。
こどもたち一人ひとりが気付きや学びを得て『ふくし』があふれるまちづくりに向けて担い手になってくれることを期待しています。
城辺小学校の皆さん、ありがとうございました!!
宮古島市社会福祉協議会 地域福祉課