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フォトリポート

福祉講話・体験学習を行いました

2023.10.10

10月6日(金)鏡原小学校5年生43名を対象に福祉講話を行いました。「福祉ってなあに?」と題し、SDGsの17の目標のうち、人間に関すること、その中でも「福祉」とかかわりの深いテーマを中心にお話をしました。すべての人が安心で快適に暮らせるユニバーサルデザインや、障がいの有無にかかわらずすべての子どもが共に学び合うインクルーシブ教育について先進国の実践例を紹介しました。また、世界・日本・沖縄の貧困問題についても触れ、フードバンクの取り組みや赤い羽根共同募金のしくみ、地域でどのように役立てられているのかといったことのほか、ボランティアセンターやコミュニティソーシャルワーカーなど社協が実践している事業や福祉活動ついても紹介しました。

障がいや特性の有無に関わらず、共に生きる仲間として「一緒にいることが当たり前」という考え方が広まり、「誰ひとり取り残さないインクルーシブ社会」の実現のために、あらゆる人が支え合いながら助け合うことが大切であると伝えました。

講話に続いて、視覚障がい疑似体験、車椅子体験を実施しました。

「視覚障がい疑似体験」では、アイマスクを装着する人と介助する人がペアになり、白杖を用いた歩行や段差昇降を行うほか、かごの中から指示された商品を選んだり、コップにペットボトルの水を入れて2人で乾杯といった日常生活の中の動作を体験してもらいました。

「車いす体験」では、車椅子の基本操作や介助時の留意点などについて事前説明を行い、車椅子に乗車する人・介助する人がペアになってスロープを移動したり、すのこを用いた段差昇降や方向転換など基礎的な介護技術も学んでもらいました。

今回の福祉講話ならびに疑似体験学習をきっかけに、子ども達が多くの気付きを得て、学びを深めていけることを期待します。

鏡原小学校の生徒の皆さん、先生方、ありがとうございました。

【アイマスク体験の様子】


【車椅子体験の様子】


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☆福祉講話・ハンディキャップ体験学習申し込み受付中☆
令和6年2月末まで、随時申し込み受付中です。
講話のみでも、講話と体験両方でも可。

【問い合わせ先】
宮古島市社会福祉協議会 地域福祉課 地域福祉係(担当:恩河)
〒906-0013 宮古島市平良字下里442番地
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