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フォトリポート

福祉体験学習in城辺小学校

2023.07.12

7月5日(水)城辺小学校3年生~6年生45名を対象にハンディキャップ体験学習を実施しました。

今回は社協の2課(地域福祉課、事業課)および外部講師をお招きしての協働実践を行いました。

3~4年生は高齢者疑似体験、5~6年生は車いす体験を行いました。

 高齢者疑似体験とは、特殊装具を身に着けることにより、高齢になったときの運動機能(関節の拘縮、筋力低下)や感覚・知覚(眼、耳、皮膚などの感覚機能)の変化、心理的変化を疑似的に体験するものです。十分に物を見ることができなくなる「特殊メガネ」や音が聴こえづらくなるイヤーマフ、関節の動きにくさを体験するために手足に装着する重りやサポーター、手先が使いにくくなる手袋などの装具を装着し、「歩く、段差を乗り越える、お金を数える、紙をめくる、お箸で物を掴む」などの日常生活動作を疑似体験します。

身体の老化現象を疑似体験することにより、高齢者にとって“大変なこと、できないこと”を感じ、身体の不自由さや高齢者の心情を理解するとともに、思いやりの心を育み、どのように接すれば良いのかを考えることに繋がります。

高齢者疑似体験・車椅子体験につづき、モルック体験も実施しました。年齢や障がいの有無にかかわらず誰でも楽しめるスポーツを知ることでユニバーサルな視点を養うこともねらいのひとつとしています。今回の体験では、アイマスクの着用や、車いすの使用など障害を持つ方の立場になって参加してもらい、世界中にはパラスポーツで活躍している障がい者も多くいることを知ってもらう機会にもなったかと思います。

今回のハンディキャップ体験学習をきっかけに、子ども達が自分でできることを考え、実践できるよう今後も学びを深めていけることを期待します。

城辺小学校の生徒の皆さん、先生方、ならびに宮古介護福祉士の会の親泊さん、モルック講師の池間さん、ありがとうございました。

【高齢者疑似体験の様子】

【モルック体験の様子】