社協の会員制の意義
社協の会員とは、一般的に会費納入によって資格・権利を生ずる社団法人の「社員」とは性格が異なり、会費の納入如何に関わらず社協の各種サービスを受けることができます。
従って会員会費は、地域福祉を推進する団体としての社協を「お金」で支えるという「募金、寄付金」のような要素が強く、会費を納める行為そのものは、ボランティア活動の一環としてとらえられます。
社協は、地域福祉推進のために参加・協働する地域のあらゆる団体・組織を構成員とし地域社会の総意を結集し、その構成員は、住民組織、社会福祉に関する活動を行う団体、公私の社会福祉事業者及び社会福祉関係団体等、地域福祉推進に必要な地域の主要な諸団体を基本に組織することが望ましいとされており、社協の住民会員制度は、社協の行う事業を地域住民の参加・協力・支持によって進めるために必要であり、会員となることを通して地域福祉の推進や社協事業への参加を意思表示しているものとなります。