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フォトリポート

福祉体験学習in狩俣中学校

2025.06.24

6月17日(火)、18日(水)の2日間、狩俣中学校1,2年生を対象に福祉講話と疑似体験学習を行いました。

1日目は、福祉講話(SDGsとふくし)、高齢者+車いす体験、アイマスク体験の3コマを実施。
2日目は、発達障がい/知的障がいに関する講話と疑似体験、さいごに避難所運営模擬体験(HUG)の3コマを実施し、計6コマの授業の中で、様々な体験を通して『共に生きる社会』についてみんなで考える時間にしました。

高齢者疑似体験用の特殊装具を身に着けて車いす乗車体験を行ったり、生徒さんに先生の介助を担当してもらったり、アイマスクを着用して「じゃんけん、あっちむいてホイ」を行うことで視覚以外の感覚器の活用や伝え方の工夫次第で遊びも楽しめることへの気付きを得るなど、他校とは一味ちがうメニューで学ぶ機会になりました。
また、発達障がい/知的障がいの講話と疑似体験では先生方もみんな一緒に参加していただき、子どもたちの学びだけでなく、先生が子どもたちに関わる際の留意点などに付いても合わせてお伝えすることができました。
最後に行った避難所運営模擬体験でも、子どもたちと先生みんなで意見交換しながらのグループワークを行うなど、内容の濃い充実した体験学習ができました。

講話や疑似体験の合間に、「あなたにとっての幸せな時間ってどんなとき?」や「1分経過したと思ったら静かに手を挙げて」など1分間アイスブレイクを挟みながら、しあわせのかたちや感覚の違いは一人ひとり違うこと、認め合うことの大切さについてもお伝えしてきました。

狩俣中学校のみなさん、2日間ありがとうございました。

宮古島市社会福祉協議会 地域福祉課 共生社会推進係