新年のごあいさつ
2025.01.16
新年あけましておめでとうございます。
市民の皆様におかれましては、健やかに新しい年をお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。旧年中は社会福祉の活動にご理解・ご協力いただきましたことに深く感謝申し上げます。また、赤い羽根共同募金活動におきましても多くのご尽力、ご厚意を賜り、深く感謝申し上げます。
さて、昨年は一月に能登半島地震による大災害があり、同じ能登半島にて九月に豪雨災害の発生により二重被災となるなど、自然の脅威を思い知る年でもありました。現在でも一部地域では断水が続いており、被災地の皆様の心情を考えると胸の痛む思いです。災害はいつ起こるか分かりません。当協議会では、昨年から防災にも力を入れ、職員に対する防災研修だけでなく、市民を交えた炊き出し訓練等も行われました。本年も引き続き防災に力を入れ、市民の安全と幸せのために、地域力向上に貢献できればと考えます。
さらに、少子高齢化に伴う課題の一つとして、2025年問題、2040年問題があります。後期高齢者の増加と生産年齢人口減少に対して、健康寿命の延長を目指し、介護予防関連事業も充実させる必要があるとともに、多様な人材を育成していく基盤を作るために、子育て支援や福祉教育も重要であります。また、沖縄県が最も深刻と言われる子供の貧困への対策も継続していかなければならない中、フードバンクが、安定して事業を維持できておりますことは、市民の皆様のご理解ご協力があってのことと深く感謝申し上げます。 令和7年は、地域福祉推進計画の評価と新たな計画の策定が予定されています。宮古島市社会福祉協議会では、今年も「共生社会」、すべての人が、ともに支え合い・認め合う、誰もが社会参加できる地域づくりを目指し、職員一同より一層励む所存です。市民の皆様にはこれまで同様、ご協力・ご支援をお願いするとともに、ご健康とご多幸を心より祈念申し上げ、新年の御挨拶といたします。
宮古島市社会福祉協議会 会長 野原勝