福祉体験学習in西辺中学校
2024.09.24
9月18日(水)西辺中学校において、1年生21人を対象に高齢者疑似体験学習を実施しました。
同校では9月5日にも車いす体験学習を実施しており、今年度2回目の実施となりました。
はじめに、日本の高齢化率の今後の予想値や宮古島市の高齢化の現状についてクイズ形式で学んでもらい、誰もが避けては通れない『老化』に伴う身体の変化や日常生活動作を行う際の不自由さなどについても触れ、思いやりの心『心のバリアフリー』についてお話をしました。
ミニ講話のあとは、実際に特殊装具を身につけて、杖歩行・段差昇降など移動に関することや、新聞をめくる・読む、筆箱からペンを取り出して字を書く、お金を数える、ペットボトルの蓋を開けてお茶を飲むなど、普段皆さんが行っている日常生活動作を行ってもらいました。
重りを入れたベストやゴム製の分厚い手袋、白内障を体感できるゴーグル、難聴を体感できるイヤーマフ、膝関節の拘束サポーターなど、様々な装具により動きが制限されます。
「普段何気なく行っている動作でも時間がかかる」「膝が曲がらないので椅子に座りにくい」など、生徒さんたちはそれぞれ思うところがあった様子。
体験学習は一時的なものですが、その日限りの感想で終わるのではなく、高齢者や身体に障害のある方々に対して、自分に出来ることはないか、みんなが暮らしやすい地域になるにはどうしたら良いかを考え続けていけるような人になってほしいという思いをお伝えしてきました。
体験学習は一時的なものですが、その日限りの感想で終わるのではなく、高齢者や身体に障害のある方々に対して、自分に出来ることはないか、みんなが暮らしやすい地域になるにはどうしたら良いかを考え続けていけるような人になってほしいという思いをお伝えしてきました。
同校の生徒さんたちは、10月初旬に地域の高齢者の皆さんとの交流会を企画しているとのことで、温かくて優しさ溢れる交流会になるよう願っています。
西辺中学校の皆さん、体験学習お疲れ様でした!
ありがとうございました。