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フォトリポート

福祉体験学習in東小学校

2024.06.19

6月5日(水)東小学校5年生60人を対象に「高齢者疑似体験」&「車いす体験」を実施しました。

高齢者疑似体験では特殊装具を着用し、加齢に伴う運動機能や感覚の変化を体感してもらいました。
白内障など疾病による視覚の変化を疑似体験する特殊メガネや音が聴こえづらくなるイヤーマフ、身体のスムーズな動きが制限される軍手や重り入りのベストを装着しながら、「歩行、段差昇降、新聞めくり、お箸の使用といった日常生活動作を体験してもらい、個人差はありますが、いつもより時間がかかったり上手くできなくて四苦八苦する場面も見られました。
実際の体験と合わせて、日本や宮古島市の高齢化率や加齢に伴う心身の変化等についてミニ講話も行い、福祉クイズも交えながら高齢者についての理解を深める機会としました。

車いす体験では、最初に車いすの操作方法や介護を行う上での留意点などの説明を受け、その後実際に車いすに乗車して介護技術について学ぶきっかけとしました。

今回の体験学習を通じて、身体の不自由さや加齢に伴う変化を疑似体験することで「大変だなぁ」という感想を持って終わるのではなく、今後、高齢者や障がいを持っている方々に出会ったり、あるいは自分の家族がそのような状況に直面したときに、自分に出来ることや工夫できることが何かないかを考え行動に移すことができる人になってほしいと思います。

東小学校においては、5月~6月にかけて、福祉講話、発達障がい講話・体験、高齢者疑似体験、車椅子体験と、3回に分けて学習のサポートをさせていただきました。
東小学校の児童の皆さん、先生方、ありがとうございました!!

宮古島市社会福祉協議会 地域福祉課