福祉体験学習in平良中学校
2024.12.19
12月17日(火)平良中学校1年4組33人を対象に『発達障がい/知的障がいに関する講話・疑似体験』を行いました。
今回の学習では、保護者も数名一緒に参加して下さいました。
はじめに、発達障がい/知的障がいに関して特性理解を深めるための講話を行い、感覚過敏により学校生活や社会生活上で起こりうる困り感を知ることや特性に応じたアプローチの仕方などについてお話をしました。
続いて疑似体験では、感覚鈍麻や協調運動障害など、日常生活動作のうち特に細かい部分の動作に時間がかかる感覚を体感してもらいました。
様々な道具を用いて、時間制限を設けた中で4つの疑似体験を行いましたが、生徒さんたちはイライラしたり焦ったりと、メンタルの部分でも一人ひとり感じるものがあったようです。
得意なことや出来る部分に着目し、スモールステップでゆっくり発達を見守ることの大切さ、「出来たら褒める」を実践し自己肯定感upにつなげること、良いところ探し、どうやったら出来るかなの工夫探しを大事にしようというお話をしました。
『障がいは、社会が作るもの』
みんなの意識が変われば、社会も変わっていきます。
一人ひとり違いを認め合い、お互いを理解し合い、みんなが安心して暮らせる世の中にしていくために、今回の体験学習の中で気付きを得られたことや学んだことを活かせる人になってほしいとメッセージをお伝えしました♣
平良中学校の皆さん、お疲れ様でした。
ありがとうございました。
宮古島市社会福祉協議会 地域福祉課