宮古島市社会福祉協議会 地域福祉課 公式Instagram 宮古島市社会福祉協議会 地域福祉課 公式LINE

フォトリポート

視覚障がい者のための講習会

2024.09.04

8月28日(水)平良老人福祉センターにおいて、宮古地区視覚障害者福祉協会の皆さんを対象に、支援装具を活用した歩行訓練や文字の解読を行う体験会を行いました。

沖縄県視覚障害者福祉協会の屋部雅音さんを講師にお招きして行われた講習会には、宮視協の会員、市職員、社協職員など福祉関係者約20人が参加しました。

この講習会は、障害者(児)が自立した社会生活を送れるよう、福祉の増進を図ることを目的とし、県民がお互いの個性を尊重しながら安心して暮らせる地域社会の構築をめざして、年1回実施しています。

靴に特殊な装置を取り付け、スマートフォンを活用してグーグルマップ等の地図情報アプリと連動させることで、前進・左折・右折・後進など目的地への方向を振動で知らせる装具『あしらせ』、メガネの横にセットした小型カメラで封書や書類などに書かれた文字を読み取って音読してくれたり、紙幣の種別も知らせてくれる装具『オーカム』などが紹介され、参加者一人ひとり実際に身に着けて体験してみました。

『あしらせ』を体験した方からは、「振動が分かりやすかった。便利だと思うが、まずはスマホを使いこなせないと難しい」との感想が聞かれました。
『オーカム』を体験した方からは、「色々な文書が届くので、使いこなせればとても便利」との感想が聞かれました。

職員も体験させてもらいましたが、振動がしっかり両足に伝わり目的地までの進行方向を示してくれるので、外出の補助具として活用が広がると良いなと感じました。

参加された皆様、お疲れ様でした。

宮古島市社会福祉協議会 地域福祉課