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フォトリポート

夏休み体験学習inひらら児童館

2024.08.16

8月14日(水)市立ひらら児童館において、市内の小学生とその保護者を対象にした『夏休み体験学習』を開催しました。
市高齢者支援課、宮古島市社協、地域包括支援センターの協働による「みんなで学ぼう高齢者と認知症」と題した学習会では、前半は認知症および老化に伴う身体の変化などについて座学で学んでもらい、後半は体育館へ移動して高齢者疑似体験を行いました。

白内障の状態を体感するゴーグルや、難聴を体感するイヤーマフ、筋力低下を体感する重りを入れたベストや手首・足首への重り装着、感覚鈍麻を体感する二重軍手など、様々な特殊装具を身に着け、杖を片手に段差昇降を行ったり、机上で新聞を読んだり、お箸を使って食玩(食べ物を模した消しゴム)を移したり、紙幣を数えてみたり、ペットボトルの蓋を開けてコップに飲み物を注いで飲むという生活動作のひとつでさえ、普段と違って手先が動かし難い状態では一苦労。
いつもと違う感覚の中時間をかけて取り組む姿が見られました。

今回は、ジュニア用の特殊装具と、成人用の特殊装具を持参し、保護者の方々にも体験していただきました。
「難しい」「見えにくい」「身体が重い」などなど、参加された皆さんからは色々なご感想をいただきました。

さいごに、先日「共和産業株式会社」様よりご寄付をいただいたミッキージュースを子どもたちへお配りして、体験学習会は終了としました。

参加された皆さん、各関係機関の皆さま、お疲れ様でした。
ありがとうございました!

宮古島市社会福祉協議会 地域福祉課