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フォトリポート

福祉体験学習を実施しました

2023.09.28

9月19日(火)西辺中学校1年生11名を対象にハンディキャップ体験学習を行いました。今回は「高齢者疑似体験」ということで、特殊装具を身に着け、高齢になったときの運動機能(関節の拘縮、筋力低下)や感覚・知覚(眼、耳、皮膚などの感覚機能)の変化、心理的変化を疑似的に体感してもらいました。

はじめに、宮古島の高齢化率の現状や、老化に伴う身体の変化、特殊装具の着用目的などについてミニ講話を行いました。

そのあと、十分に物を見ることができなくなる「特殊メガネ」や音が聴こえづらくなるイヤーマフ、関節の動きにくさを体験するために手足に装着する重りやサポーター、手先が使いにくくなる手袋などの装具を装着し「歩く、段差を乗り越える、お金を数える、新聞を読む、お箸で物を掴む、ペットボトルの水をコップに注いで飲む」などの日常生活動作を疑似体験しました。

身体の老化現象を疑似体験することにより、高齢者にとって“大変なこと、できないこと”を感じ、身体の不自由さや高齢者の心情を理解するとともに、思いやりの心を育み、どのように接すれば良いのかを考えることに繋がります。

「お年寄りだから〇〇できない」という心のバリアを取り除くとともに、高齢者を理解するためには「その人」を理解するということで、「できること・できない こと」もその人の個性としてとらえるということを理解してもらえればと思います。今回のハンディキャップ体験学習をきっかけに、子ども達が自分でできることを考え、実践できるよう今後も学びを深めていけることを期待します。

城辺小学校の生徒の皆さん、先生方、ありがとうございました。

【ミニ講話の様子】

【高齢者体験の様子】

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☆福祉講話・ハンディキャップ体験学習申し込み受付中☆

令和6年2月末まで、随時申し込み受付中です。

講話のみでも、講話と体験両方でも可。

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宮古島市社会福祉協議会 地域福祉課 地域福祉係(担当:恩河)

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TEL:0980-72-3193 FAX:0980-73-0893